お待たせいたしました。
ドラマCD現鑑一ノ巻のアフレココメントが到着です。
※ 5/22にキャストコメント第二弾(問4&5)を公開しました。
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問)
1:収録後のご感想をお願いします。
2:共演している相手キャラクターの印象を教えてください。
3:ドラマの中で印象的だったシーンやセリフを教えてください。
4:月神たちは現代での生活に順応しようとしていますが、
ご自身が他の時代で生きていかなければならなくなったら、
どの時代で生活してみたいですか。
5:ドラマCDの発売を楽しみにしている皆様に
メッセージをお願いします。
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睦月役:鈴村健一さん
答)
1: かなりボリュームのある収録で、「余すところなくいっぱいしゃべったな」という感じです(笑)。前回の収録から時間がかなり経っていたので、睦月を思い出すのに少し時間がかかるかなと思っていたのですが、特徴的なキャラクターだったのですんなりと入りこむことができ、楽しく演じることができました。
2: 睦月よりも常識があるキャラクターだなと思いました。今回睦月が「当たり前」と思っていることが他の人にとって必ずしも当たり前ではない、ということに気づくシーンがあるんです。そのときに、冷静で常識的な霜月がいることによって睦月のキャラクター性がより強く浮かび上がっていて、対比としてとてもおもしろいなと思いました。
3: 睦月が「月神を再び札に封印する」と宣言するシーンですね。彼の性格も想いも端的に表れているシーンだと思います。世の中って「これをやったらいい」という結果の部分がわかっていても、進めていく中で人の情や想いが乗ってその通りに上手く進まないことが多いと思うんです。関わる人が多いほどそれぞれの想いのベクトルが違いますし、上手く進まない部分も含めて世の中の仕組みなのかなって。ただ、睦月はそういう情を一切感じず、自分の考えている結果のために「みんなが幸せになる」という自分の理想を勝手に描いてしまっていたので少し恐くも感じました。明るい雰囲気もある物語の中でドキッとさせられるシーンだと思います。ここまで極端な人はなかなかいないですけど、今の僕達が暮らしている世の中にも置き換えられるような話だと思うので、少し考えさせられましたね。
4:僕には昔から心に決めた時代があるんです! それはずばり……「1960年代の日本」! 高度経済成長期で日本が今よりもぐーんと盛り上がっていた、あの時代に行きたいんですよ。東京オリンピックが開かれたり、東京タワーが立てられたり……東京タワーが完成した瞬間とか見てみたいですね。この時代って今も写真や映像の資料がきちんと残されていて見ることができるので、本当にその通りだったのかこの目で確かめてみたいです。実際に見たら、「え、銀座ってこんな感じだったの?」とか思うのかな(笑)。今と比べたら物は少なかったかもしれないけど、逆に物が新しく生み出された時代ということでもあるのでいろいろと豊かだったんじゃないかなって思うんですよね。僕らがこうやって収録しているCDドラマの元祖となるラジオドラマが始まったのも、テレビが誕生したのもこの時代で、自分の仕事の原点になるものが生まれた時代なわけですし。いろんな「新しいもの」を作り出していたフロンティアスピリッツをぜひ体感したいです。
5:第二幕がいよいよ開幕します。第一幕のときと同じく、第二幕でもスタートの一ノ巻に出演できて感謝しております。第一幕でもいろいろな物語が描かれて、今後の展開に期待してくださっていた方もいらっしゃると思いますが、これから二ノ巻、三ノ巻……とどんどん続いて魅力的なキャラクターがたくさん出てきますので、ぜひまた戀々の世界観を楽しんでくださいね。ひとまずこの一ノ巻をお聴きいただけますと嬉しいです。

霜月役:福山潤さん
答)
1: ドラマの中で雨のシーンがあったんですが、なんと収録している今日も雨が降っておりまして。なんだか不思議な気分になりました。前回(四ノ巻)の収録から時間は経っていますが、意外と内容を覚えていました。相変わらず睦月はひどいやつですね(笑)。前回の霜月は怨念の塊で悪役のような登場だったのですが、今回の話を踏まえて思い返すと「あれ、悪いのはこいつ(睦月)じゃないか!」と(笑)。冒頭で「他の月神も叱り足りないと言っていたぞ」という台詞があったんですが、みんな霜月の味方についてくれてよかったです。霜月も周りと打ち解けているように感じて少し安心しました。霜月は無理やり月神としての重たい運命を背負わされただけでなく、千年もの間札にされていたことでネガティブな感情だらけだったわけですが、主人公と出会って彼にとって居心地のいい場所ができて変化したんでしょうね。今回は現代の生活を楽しんでいるように感じました。霜月って意外と積極的な男なんですよね。真面目な人だからチャラチャラしているわけではないんですけど、台詞の端々から天性の軟派気質が見え隠れしていて。誰も頼んでないのに洋装に着替えて髪も切って……これは女性へのささやかアピールですよ(笑)。まぁ、彼が元々生きていた平安時代では「男性が女性の元に通う」というのが恋愛の普通であったことを考えると、それが当然の感覚なのかもしれませんね。
2: 睦月は単純に「子ども」だと思うんです。子どもって無邪気なので、大人からみたらひどいことでも平気で口にしたりやってしまったりするじゃないですか。虫を捕まえて遊んでいたら力加減を間違えて殺してしまうとか、無邪気だからこそできると思うんです。そういった部分が睦月にも通じているように感じました。 ただ! 無邪気だからって何でも許されると思ったら大間違いだぞ! と僕は言いたいです(笑)。
3: 霜月は真面目な男なので言い回しも堅いんですよね。「〜ぬのだ」といった特徴的な語尾は日常生活では滅多に使わないので、特に印象に残っています。また、訥々と言い詰めるような台詞も多かったのですが、他の月神のことを話すときに出てくる「月神たちの名前」に少し苦労しました。今回登場した睦月・霜月の他に10人いるわけですが、多くの月神の名前は「○月」で文字面が似ているんですよね。「水無月」と「神無月」は特に似ているので、連続して出てくると台本を追っていて混乱しそうになりました。ただ、霜月は基本的に睦月との絡みが多いキャラクターなので「睦月」と呼ぶのが一番多いんですけど、他の月神の名前を呼ぶということは彼らともきちんと関わりを持てているということでもあるので、周りと打ち解けているように感じて安心しています(笑)。
4:僕はバブル時代に行きたいです。バブル時代なら順応できると思います。まず、現代の知識をフル動員して株を買いたいですね。そして財産を築いて有事に備える、と(笑)。バブルを生き抜いてしっかりと地盤を作り上げ、現代につなげないといけないですから。当時僕は小学生だったので、世に出たときは今のような不景気だったんですよ。行けるのであれば、ぜひあの時代を体験したいです。
5: 戀々の第二幕がスタートしました。前シリーズでは月神全員が揃ったことで睦月の悪行が露見したわけですが、この第二幕は「睦月がまともな心を取り戻す」物語に……いや違うな、彼は元々まともな心を持っていないので「睦月がまともな心を手に入れる」物語になっていくことでしょう(笑)。そんな冗談はさておき、やっぱり睦月は一度痛い目にあったほうがいいと思うんです! 今後の物語でそんなシーンが出てくるのか、出てこないのか……はわかりませんが、ぜひシリーズ通してお楽しみいただければと思います。
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キャストの皆様、ありがとうございました!
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posted by こいこい担当A at 14:24|
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